Discoveryディスカバリー(2)
科学者が信じた神
創造者なる神様が地球や人類をつくられたというのは、果たして非現実的、非科学的な考えでしょうか。聖書の教えは化学と対立するのでしょうか。実は、偉大な科学者の中には創造者なる神様を信じる人々がたくさんいました。ケプラー、コペルニクス、ガリレオ、ファラデー、パスツール、パスカル、ファーブル、アインシュタインなど、その数は数え切れません。
万有引力の法則の発見で有名なイギリスの大科学者、アイザック・ニュートンにはこのような逸話があります。
あるときニュートンは機械技術者に太陽系の模型を作らせました。その模型は歯車とベルトの仕掛けで各惑星が動く精巧なものでした。
ニュートンが部屋で読書をしていたとき、ひとりの友人がやってきました。彼は無神論の科学者で、テーブルに置いてあるその模型を見付けると、それについているハンドルをゆっくりと回しました。すると模型の各惑星がさまざまな速度で太陽のまわりを回転するのでした。それを見た彼は驚いて「すばらしい。実に見事だ。これは誰が作ったんだい?」とたずねました。
ニュートンは振り向きもせず「誰でもないさ。偶然に、ひとりでにできたのさ」と答えました。すると友だちはやや興奮して「ニュートン君、ばかにしないでくれ。こんな精密なもの、誰かが作ったに決まっているじゃないか」と言いました。ニュートンは本をかたわらに置き、イスから立ち、友人の肩に手を置いてこう告げました。「造り主なる神様だよ。これは、壮大な太陽系の粗末な模型でしかない。この単なるおもちゃが設計者も制作者もなく、ひとりでにできたと言っても君は信じない。ところが君は、本物の壮大な太陽系が設計者も制作者もなく出現したと言う。いったいなぜそんな不統一な結論になるのか、説明してくれたまえ」
このようにしてニュートンは、宇宙を創造された方がおられるということを友人に納得させたとのことです。
参/『化学の説明が聖書に近づいたpart1』
レムナント出版 久保有政著